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「宅建は意味ない」と思っている人に贈る、宅建の魅力とは?

「宅建 意味ない」と思っている人に贈る、宅建の魅力とは?

宅建資格は意味ないの?

何かに活かす方法はないの?

将来性はあるの?

そんなふうに悩んでいませんか?

宅建は合格率が15%の難関資格。

それなのに「宅建は意味ない」「宅建は役に立たない」という声をよく聞きます。

結論からいうと、宅建資格は役に立つしとても有益なものです。

大事なことは、宅建資格の意義は自分でみつけることです。

この記事の執筆者

さむらい管理士

2012年に宅建合格。

合格後も宅建試験を研究し、10年以上のノウハウをもとにで受験生から勉強の相談を受ける。

詳しいプロフィールはこちら

筆者は宅建に合格してから10年以上たちますが、「宅建が意味ない」と思ったことは一度もありません

決してまわりのネガティブな意見にふりまわされないでください。

この記事では、宅建資格の活用方法や魅力について書いていきます。

この記事を読めばあなたの迷いもなくなりますよ!

タップできる目次

宅建が意味ないと言われる4つの理由

宅建が意味ないと言われる4つの理由

宅建が意味ないといわれるのは、主に下記の4つの理由からです。

宅建の資格と営業の実力は関係ないから

宅建の資格と営業の実力は関係ないから

宅建に合格しても、自分の営業成績があがるわけではありません。

特に不動産業界は実力主義。

実際にトップセールスをほこる人でも、宅建を持っていないことはあります。

その人たちが宅建を勉強している人を見て「宅建は意味がない」と言っているのです。

確かに営業だけを考えれば、資格よりも提案能力・コミュニケーション能力のほうが大事です。

「宅建合格=営業成績アップ」ではないことは覚えておきましょう。

宅建の資格では独立開業は難しいから

宅建の資格では独立開業は難しいから

宅建(宅地建物取引士)は、弁護士や司法書士と同じ「士業」のひとつ。

「士業」の魅力は独立開業できること。

しかし宅建士として独立しても、食べていけない人はたくさんいます。

しかしそれは宅建士だけではありません。

今は弁護士でも仕事がない時代。

独立するには資格以外のスキルが必要です。

資格だけで食べてはいけません。

しかし「独立が難しい=宅建資格に意味がない」というのは、短絡的な考えでしょう。

勉強で得た知識があまり役に立たないから

勉強で得た知識はあまり役に立たないから

宅建の学習では、さまざまな法律知識を学びます。

しかし実務では使わない知識も多いです。

そこで「役に立たない知識を勉強してどうするの?」という声があるようです。

大事なのは合格後もいかに知識をブラッシュアップしていくか。

資格を取ったことに安心せず、合格後もレベルアップしていきましょう。

実務をやっていても色々なパターンがあるので、そのつど調べることがほとんどですよ。

そもそも宅建士が多すぎるから

そもそも宅建士が多すぎるから

宅建は毎年20万人以上が受験し、3万人以上が合格する超人気資格です。

【宅建の受験者数と合格者数の推移】

試験年度受験者数合格者数合格率
H29209,35432,64415.6%
H30213,99333,36015.6%
R1220,79737,48117.0%
R2.10168,98929,72817.6%
R2.1235,2584,60913.1%
R3.1020974937,57917.9%
R3.1224,9653,89215.6%
R4226,04838,52517.0%

そのことから「資格を持っている人が多すぎて飽和状態」「今さら合格しても遅い」という声があります。

しかし不動産業界は常に人手不足であり、求人もたくさんあります。

むしろ宅建を持っていることが、不動産業界での就職や仕事の幅を広げるために有効です。

その現状を知らない人が、合格者数だけを見て「宅建は意味がない」と言っているだけなのです。


「宅建は意味ない」といわれるのは、主に以上の4つからです。

ほどんどが宅建の活かし方を知らない人の「やっかみ」といえます。

そんな声は無視するのが一番です。

宅建は意味がある7つの理由

宅建は意味がある7つの理由

ここからは「宅建が意味ある資格」である理由をあげていきます。

実際に宅建は活用の幅が広い資格です。

これからあげる7つの理由に、少しでも自分がマッチるするなら堂々と合格を目指してください。

資格手当で年収アップできる

資格手当で年収アップできる

多くの不動産会社では、宅建の資格があると資格手当が支給されます。

平均で2万〜3万円、多いところでは5万円。

年間だと30万円前後の収入アップになります。

それだけ宅建資格は、不動産業界では重要な資格なのです。

人生で年収が一気に30万円アップすることは、なかなかありません。

宅建資格を持つことで「あと2万円高い家賃の部屋に住むことができる」と考えるだけで、人生にとっては大きなプラスになりませんか?

そう思えるだけでも、宅建資格は有益な資格であるといえます。

自分への自信になる

自分への自信になる

宅建は合格率が15%前後の難関資格。

10人受けて1人か2人しか受からないという厳しい現実があります。

合格には300時間以上の勉強が必要であり、そのための努力は大変なものです。

しかし合格すれば、選ばれた人の一員になることができます。

社会人の勉強時間は「1週間で7分程度」と言われている中、何百時間も勉強したという証拠は、何にも代えがたい自信になります。

※総務省統計局が発表した令和3年社会生活基本調査によると、社会人の「学習・自己啓発・訓練」は週全体で平均7分でした(研修などの時間は除く)

出典:令和3年社会生活基本調査

不動産業界以外にも転職できる

不動産業界以外にも転職できる

宅建の資格は、不動産業界以外でも活用できます。

宅建の受験者のうち、不動産業の次に多いのが金融業建設業

つまり不動産業界以外でも必要とされ、活躍の場が多い資格なのです。

  • 金融業(銀行など)
    • 融資をする時に担保(主に不動産)が必要であり、不動産の登記簿を見るときに宅建の知識が役立つ
  • 建設業
    • 自社で建築した物件を売る場合に、宅建の免許が必要

また宅建資格は知名度が高いため、転職の際にも人事担当者の目にとまりやすく、転職先を選ぶときの強みとなります。

独立・開業をすることもできる

独立・開業をすることもできる

一般的に宅建は独立開業が難しいといわれていますが、決して不可能ではありません。

宅建の資格があれば、自分自身で不動産業を立ち上げることができます。

不動産の仲介をおこなう場合は宅建士が必要ですが、自分が持っていれば人を雇う必要がありません。

開業時のお金がどんどん無くなっていく中で、初期投資をおさえられるのは大きなプラス。

自分ひとりで独立開業できるので、一般的に考えられているよりも実現可能性が高いといえます。

副業にいかすことができる

副業にいかすことができる

宅建は非常に人気のある資格であり、仕事の幅も広いです。

会社が休みの日や家事・育児の合間にも、宅建をいかして仕事をすることができます。

週末に不動産会社で働く

宅建をもっていれば、休日限定で独占業務である「重要事項説明」をすることができます(パートやアルバイト)。

不動産業界に興味がある人にとっては、経験を積むためにも良い機会となります。

また法改正により、重要事項説明もリモートでできるようになりました(IT重説)。

時間や場所にとらわれず、フレキシブルな働き方ができる点も魅力的です。

週末にフルリモートで重要事項説明をする人もいますよ!

Webや雑誌のコラムへ寄稿する

宅建の知識をいかして、不動産業界の話題を寄稿することもできます。

書かれている内容にも信頼性が増すので、資格を持っていることは重要な点です。

最近では、You Tubeで勉強方法を発信する人も増えています。

人気資格だけに需要もたくさんあるのが、宅建のメリットといえます。

宅建の講師や家庭教師をする

宅建は非常に人気のある資格であるため、教えてもらいたいと思う人はたくさんいます。

宅建講師を目指すならフルタイムでスクールで働く必要がありますが、ピンポイントの時間だけで教えることこともできます。

またデジタル技術が進化している現代では、オンライン授業や教材作成の仕事に活用もできます。

さらなるキャリアアップをねらえる

さらなるキャリアアップをねらえる

宅建の勉強中に得た知識を活用して、他の資格を取得することができます。

宅建だけを持っている人は多いですが、複数の資格を持っている人は少なく、差別化になります。

例えば以下の資格がおすすめです。

  • 宅建と相乗効果がある不動産関連の資格
    • 管理業務主任者
    • マンション管理士
    • 賃貸不動産経営士
  • 宅建で得た知識を有効活用できる資格
    • 司法書士
    • 行政書士
    • ファイナンシャルプランナー

知名度が高いので周囲の見る目が変わる

知名度が高いので周囲の見る目が変わる

宅建は知名度が高いので、合格すると周囲から「すごいね」といわれることが多いです。

不動産業界にいなくても、「努力できる」「継続力がある」と評価されます。

合格することは簡単なことではありません。

多くの時間と努力が必要です。

しかしその努力は、周囲の評価として絶対に報われます。

宅建はオワコン?将来性はある?

宅建はオワコン?将来性はある?

2015年に宅建業法が改正され、従来の「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士(宅建士)」に名称が変更されました。

宅建が弁護士・司法書士・社労士などと同じ「士業」に格上げされたのです。

この改正は、それだけ「宅建士」の役割と需要が増大していく証拠。

「名称が変わっただけ」「実際には何も変わっていない」という声もあります。

しかしまだ改正されたばかり。

宅建士の価値は確実に高まっていくので、早めに資格を取得するのがおすすめです。

宅建資格はAI時代にも生き残る

宅建資格はAI時代にも生き残る

AIの時代が到来しても、宅建の仕事は生き残ることができます。

なぜなら、AIで重要事項を説明することはできても、実際に不動産を買う人に寄り添った説明はできないからです。

さらに現在は投資が一般的になっているため、不動産売買は今後も増えていきます。

契約リスクを回避するためにも、宅建の仕事はなくなることはありません。

AI時代にこそ、宅建の価値は高まっていくでしょう。

宅建の意味はない?大事なのは自分で意義を見つけること

宅建の意味はない?大事なのは自分で意義を見つけること

宅建士に限らず、持っていれば一生安泰の資格はありません。

大切なのは宅建資格の意義は自分自身で見つけること。

そもそも宅建を目指そうと思ったきっかけを思い出しましょう。

  • キャリアアップしたい
  • 違う仕事につきたい
  • 周りを見返した
  • ただ何となく

宅建に合格することで少しでもその思いを実現できるなら、宅建の資格がムダになることはありません。

合格してその思いを実現しましょう!

まとめ:宅建は意味がある!ネガティブ意見を無視して合格を目指そう

まとめ:宅建は意味がある!ネガティブ意見を無視して合格を目指そう

宅建資格は意味がないのか?について書いてきました。

【意味ないと言われる4つの理由】

  • 宅建の資格と営業の実力は関係ないから
  • 宅建の資格では独立開業できないから
  • 勉強で得た知識が役に立たないから
  • そもそも宅建士が多すぎるから

【宅建が意味ある7つの理由】

  1. 資格手当で年収アップできる
  2. 自分への自信になる
  3. 不動産業界以外にも転職できる
  4. 独立・開業をすることもできる
  5. 副業にいかすことができる
  6. さらなるキャリアアップをねらえる
  7. 知名度が高いので周囲の見る目が変わる

大事なのは・・・・・・

自分で資格の意義を見つけること!

世の中にはドリームキラーと呼ばれる人がいます。

  • 宅建は意味ない
  • 宅建なんてやめとけ
  • 宅建は役に立たない

ドリームキラーはそんなことを言って、人のやる気をなくして満足しているのです。

ネガティブな意見は無視しましょう。

自分で納得できる理由があれば、正々堂々と合格を目指してください。

これからも、あなたの宅建合格を応援しています!


以下の記事では宅建合格におすすめの通信講座を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

宅建に関してよくある質問と回答

宅建はどのくらいの難易度ですか?

宅建の合格率は15%前後です。

たまに「宅建は簡単」という声もありますが、10人受けても1人か2人しか合格できません。

しっかり勉強して試験にのぞみましょう。

宅建に合格するためにはどのくらいの勉強時間が必要ですか?

一般的に宅建に合格するには、300時間以上の勉強が必要といわれています。

1日2時間勉強したら、5ヶ月の勉強期間です。

しかしそれは効率的に勉強した場合。

非効率な勉強をした場合は、何年かかっても合格できません。

宅建に合格するためにはどのような勉強方法が効率的ですか?

近年の宅建は難化傾向なので、独学ではだんだんと合格が難しくなっています。

仕事や家事・育児を抱えている人は通信講座がおすすめ。

下記の記事では「YES・NOチャート」で自分にあった通信講座がわかるので、ぜひ参考にしてください。

宅建は不動産業界以外でも活用できるのですか?

不動産業界以外でも活用できます。

宅建の受験者は、金融業や建設業につとめている人も多いです。

そのため、転職のときも有利に働きます。

宅建を持っていると周囲からどのような評価をされるのでしょうか?

宅建は知名度が高く、難関資格として知られています。

そのため合格者は「継続力がある」「努力家」「勤勉な人」という評価を得られます。

タップできる目次