【必須じゃないけど…】宅建の前に取るおすすめ資格3つ!

【必須じゃないけど…】宅建の前に取るおすすめ資格3つ!

宅建は難しいから、少し簡単な資格からステップアップできないかな?

そんなあなたの疑問にお答えします。

宅建は難関資格。

少しでも合格率をあげるために、宅建合格にプラスになる知識が欲しいですよね。

そんなあなたに、宅建の前に取るおすすめの資格を紹介します。

勉強範囲がかぶる資格や難易度が低い資格を選ぶことで、宅建合格のプラスにしてください。

宅建合格に向けて、少しずつステップアップしていきましょう。

この記事の執筆者

さむらい管理士

2012年に宅建合格。

合格後も宅建試験を研究し、10年以上のノウハウをもとにで受験生から勉強の相談を受ける。

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【大前提】宅建の前に何か資格を取る必要ナシ!

【大前提】宅建の前に何か資格を取る必要ナシ!

前提として、宅建を勉強する前に別の資格を取る必要はありません

宅建は合格率15%の難関資格であり、合格までに何年もかかる人がたくさんいます。

そのため、宅建の前に他の資格を勉強するくらいなら、はじめから宅建を目指すべきです。

それでも・・・・・・

  • 少しでも成功体験を積みたい
  • ステップアップする感覚を味わいたい
  • そもそも講座がまだ発売されないから何か勉強しておきたい

という気持ちもわかります。

そんなあなたにむけて、資格を選ぶポイントや、おすすめの資格を紹介していきます。

宅建の前に取る資格を選ぶときのポイント2つ

宅建の前に取る資格を選ぶときのポイント2つ

資格なら何でもよいというわけではありません。

選ぶからには「宅建合格にプラスになる」ことが大事です。

その上で、以下の2つのポイントをおさえてください。

宅建の勉強範囲とかぶる資格を選ぶ

勉強範囲が同じだと、宅建の勉強をするときにスタートダッシュできます。

特に一般人にとって、不動産に関する法令上の規制はわかりづらいものです。

法令の概要を知っているだけでも大きなアドバンテージ。

くれぐれも勉強範囲がかぶらない「簿記」などはやめておきましょう。

簿記は社会人にとって必須の資格。

でも宅建合格にはプラスになりません。

少しでも宅建にプラスになる資格を選びましょう。

簿記自体は宅建に合格した後でもじゅうぶんですよ!

宅建よりも難易度が低い資格を選ぶ

成功体験を積むのも大事なことです。

宅建よりも簡単な資格を選び、合格という成功体験を積みましょう。

あえて宅建よりも難しい資格に挑む必要はありません。

宅建よりも難しい資格を勉強して、自信をなくさないでください。

間違っても司法書士、社労士、行政書士を目指さないでくださいね。

宅建の前に取るおすすめ資格3選

宅建の前に取るおすすめ資格3選

これまでのポイントふまえ、宅建の前に取るおすすめ資格を紹介します。

FP2級(ファイナンシャルプランナー)

【FP2級の試験概要】

  • 試験日:5月、9月、翌年1月
  • 合格率:50%前後

FP2級の学科試験は、A~Fに分かれています。

この中で「E不動産」は宅建試験と一部で共通しています。

【FP2級の学科試験範囲】

  1. 不動産の見方
  2. 不動産の取引
  3. 不動産に関する法令上の規制
  4. 不動産の取得・保有に係る税金
  5. 不動産の譲渡に係る税金
  6. 不動産の賃貸
  7. 不動産の有効活用
  8. 不動産の証券化
  9. 不動産の最新の動向

特に法令上の規制は、宅建においても頻出項目。

法令上の規制に関して前提知識があれば、宅建の勉強でも有利になります。

管理業務主任者(管業)

【管理業務主任者の試験概要】

  • 試験日:12月
  • 合格率:18.9%

管理業務主任者は、宅建とダブルライセンスをねらう人が多い資格です。

試験範囲も宅建とかぶるところがとても多いです。

【宅建と管理業務主任者の試験範囲】

試験科目宅建管理業務
主任者
民法10問8~12問
宅建業務法20問1~2問
区分所有法1問2~9問
不動産登記法1問0~1問
建築基準法2問3~4問
都市計画補3問
土地・建物各1問1~2問

試験日が12月なので、宅建の試験直後に勉強をスタートするのがいいですね

管理業務主任者を取得するメリットは、宅建の勉強に以外にも役立ちます。

それはマンション管理士で5点免除されること。

「不動産4冠」の中で、マンショ管理士は1番の難関です。

そのマンション管理士で5点免除されるのは大きなメリットでしょう。

マンション管理士は難関なので、宅建に合格してから考えるほうが良いですよ

賃貸不動産経営管理士(賃管)

【賃貸不動産経営管理士の試験概要】

  • 試験日:11月
  • 合格率:27.7%

賃貸不動産経営管理士(通称:賃管)は2021年に国家資格となりました。

試験範囲も宅建とかぶるところがたくさんあります。

  • 賃貸借契約、借地借家法などの契約関係
  • 相続税などの税金関係

などが試験範囲としてかぶります。

国家資格となったことで難化が予想されるので、今のうちに取っておきたいですね!

宅建以外の資格を勉強する時も通信講座がおすすめ

宅建以外の資格を勉強する時も通信講座がおすすめ

本来の目的は宅建だから、取りあえず独学でいいかな?

と思っていませんか?

本命(宅建)まではなるべくお金をかけたくない気持ちはわかります。

結論からいうと、通信講座を利用してください。

通信講座を利用する理由は、以下の2つです。

独学より通信講座で勉強するより効率的だから

独学より通信講座で勉強するより効率的だから

独学は教材を選ぶところから全部自分でやる必要があります。

疑問点があっても質問をすることもできません。

独学はとにかく効率が悪いのです。

宅建の前に挫折しないように、通信講座を利用しましょう。

ちなみに、宅建を勉強するときも通信講座を利用してくださいね。

宅建合格には通信講座がおすすめな理由は、下記の記事を参考にしてください。

ダブルライセンス割引を受けられるから

ダブルライセンス割引を受けられるから

一部のスクールでは、ダブルライセンス割引があります。

【ダブルライセンス割引があるスクール】

スクロールできます
フォーサイトのFP講座、マン管・管業講座の受講経験があれば、宅建講座を割引
TACTACの管業講座、賃管講座の受講経験があれば、宅建講座を割引
LECLECの5万円以上の講座の受講経験があれば、宅建講座を割引

せっかくなのでコストは少しでもおさえましょう。

スクールの中でおすすめは

フォーサイトはFPの合格率が93.8%
さらに管理業務主任者の合格率は67.6%

何がなんでも合格したいなら、フォーサイトを選べば間違いありません。

まとめ:宅建合格に向けて今から動こう!

まとめ:宅建合格に向けて今から動こう!

宅建の前に取る資格を紹介してきました。

  • 【大前提】宅建の前に資格は不要
  • それでも何か取りたいなら
    • FP2級
    • 管理業務主任者
    • 賃貸不動産経営管理士
  • 資格を取るなら

くりかえしますが、宅建の前に資格を取る必要はありません

でも少しずつステップアップするのも気持ちがいいもの。

大事なのは今からスタートすることです。

今から始める=1番合格率が高くなります。

もし脇目もふらずに宅建を目指すなら、おすすめの通信講座10選の記事を参考にしてください。

あなたも最短距離で宅建合格を目指せますよ。

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